えりさが、お姉ちゃんになる予定でした。そう...過去形。
まだまだ、週期も浅くもう少ししてからブログでは
報告しようと思っていたんだけど。
昨日のお昼、出かける準備をしていたら
出血してしまい、悪い予感...
でも、気を取り直して“たまに出血する人も
いるから、とりあえず病院に電話しよう。”
と掛かり付けの病院に電話。
一度、診察しないと分からない、と言う事で
病院へ走った。
悪いニュースを想像すると、プレイエリアで遊び無邪気に
笑うえりさに微笑むのが精一杯だった。
診察台に上がり、破裂しそうな心臓の音が
先生にまで聞こえるんじゃないかと思った。
診察の結果を聴く為に診察室に入ってからの事は
ほとんど覚えていない。
先生が、“お母さんのせいじゃないからね。赤ちゃんが少し
弱かったんだね。これぐらい週期が浅い時には、ある事だから。
今回は、残念だけど。”
私の目を見ながら話してくれる先生の言葉が事務的ではなくて、
この先生を選んで本当に良かった、と再び思った。
(えりさのお産の時に、一度惚れてます。笑)
ただ、無言のまま頷きながら、こぼれる涙を止める事が
出来なかった。
拭いても拭いても、溢れ出てくる涙。
私のお腹の中に居るって分かって、ほんの数週間
だったけど、もう、とっても愛おしい存在になっていたんだ。
会いたかったよ。
えりさには、まだ話してなかったから、この事も話さないで
おこうと、マイクと決めた。
実家に戻り、私の妊娠を知っている友達にメールや電話で報告。
一緒に泣いてくれたママ会の友達、励ましのメールをくれた友達。
本当に、嬉しかった。皆が、友達で居てくれて良かった。
とても、一人では超えられなかったと思う。
わざと明るく振る舞うお母さん。
“ほっといても、ほっといても大丈夫な赤ちゃんじゃないと
あかん。そんな弱い子は、出て来てからが大変やから
良かったんよ。”
お母さん、なぜか夕ご飯に気合いが入ってた。
“栄養つけないと。”といってすごいお肉を買ってきてくれて..
今、栄養つけてもしょうがないやん、って思ったけど
ありがとう。
強くて優しいお母さんがいてくれて
良かった。
えりさは、相変わらずバカな事をして笑わせてくれます。
無邪気な笑顔と変顔で、こちらの気持ちなんてつゆ知らず
そんな、あなたが居てくれて良かった。
大受けしてるん...
大好き、えりさ。
ありがとう。
家に帰って、えりさも寝て一人で落ち着いたら
また、涙。
泣きじゃくる私を無言のまま、いつまでもいつまでも
抱きしめていてくれたマイク。
悲しいのは私だけじゃないのに...
ごめんね、ありがとう。
あなたが“大丈夫”って言ってくれると、そんな気がする。
いつもいつも、そうやって励ましてくれて、ここまで来た。
あなたが居てくれて良かった。
空のお星様になってしまった、私たちのベビー。
また、いつか会える日まで。
(今日の日記は暗い内容で、ごめんなさい。)